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2011/5/30


1、先週の課題の発表
- Wake up the town
…Fake Earthquakeに近いような内容。日本人が地震が起きると机にもぐるという、幼少期からの教育による癖を持っている点に着目し、その映像を少しコミカルな印象に編集すると共に、あなたは地震が起きたらどういう対応をとりますか?という問いかけのムービーになっている。人を呼び込むためのものなので、30秒強のキャッチーなものにした。

- web-A班
…キャラクターを作って、ポップなイメージで展開。タイトルとして出たキーワード” DOCAN” から” どっかん” の擬音語に着目し、キャラと併せて大砲などのモチーフを使ってフラッシュで表現していく。ふらっと立ち寄った人が、気軽にクリックしやすいイメージ。ターゲットはわたしたちと同年代の人。気軽に見る人に対しては、色の与える印象からカテゴライズされたキャラやイメージをクリックするとケーススタディの簡単な紹介に飛べる設定になっており、より詳しく見たい人は、カテゴリを横軸に設定した、サムネ写真が流れてくる形のケーススタディクリックシステムを提案した。

- web-B班
…名刺のイメージを引き継ぎ、リボンのついたキャラクターを使った、可愛いポップなビジュアルになっている。TOPにチュートリアルの短いムービーを置いたり、newとして新着のケーススタディやアイデアを紹介する提案。また、TOPの前には遊び要素の入ったフラッシュがある。ケーススタディの検索は、キーワード検索と、アイコンでの検索と、地図からの気軽にできる検索方法があり、さらにタブで絞り込めるシステムになっている実際のケーススタディの表示ページは、スクロールしないでも大まかな内容がつかめるように、1ページで見せるレイアウトを考えた。

2、ブランディングについて考える
- ネーミング 
…他のサイトと一緒にされず、覚えてもらうにはどうしたらいいか?→ひとまずDO CANの方向で押し進める。

- ロゴについて
…クラス全体、DFSIに関係することには、必ず入れる。シンプルなデザインに合わせ、文字もロゴに合わせるため、、作者のハンさんにコンタクトをとる。リーフレット、ちらし、名刺などはこちらのテイストで表現する。

それ以外のもの、webサイトやビデオは、ロゴを使わないでDO CAN のポップでキャッチーなイメージを採用する。

3、ニーズについて考える
今、日本人は何に困っているのか。デザイナーから欲しがられる情報だし、わたしたちのためにも一度整理しておく。

例1)行政は基本動かない。ボランティアの人やデザイナー、地元の人が積極的に動いて人の支持を得始め、その策を行政が買うという事例まである。
例2)予算がない。どう集めるかが問題。寄付されたものは、あくまで被災者にお金として渡されるもので、被災者のために何かをするための資金にはならない。
例3)海外はどういう事例があるのかを知りたい。
例4)阪神淡路大震災でのノウハウを書いたサイトを立ち上げたいと思っているプラスアーツのような団体はあるが、webが作れる、デザインのできる人がいない。

ケーススタディは、最初は日本人向けに作ることに決定。国内の人向けの情報が少ないため、海外の事例を持ってきくる。徐々に、日本のケースも取り上げ、海外に発信する。 表記はバイリンガル。
アイデアは、世界に向けてつくる。世界中からアイデアを集める。

日本を復興させるために、ニーズに直結したナビゲーションが必要になる。
そこで、ニーズのブレストを行い、カテゴリーごとに分けてみた。

東京被害/医療介護/現地犯罪/日本のイメージ/娯楽/原発/精神面/活性化/パイプ/東京でできること/コミュニティ/職/物理/情報/暮らし/資金…などがあるが、 そこを、被災地でのニーズとそれ以外の場所でのニーズとに分けた。更に大きなカテゴライズで分類し、また時間軸で、地震直後と、その後というようにわけて、それぞれで どのカテゴリーのニーズが重要かのランキングをつけた。
原発は、今回のユニークな状況なので、時間軸カテゴリとは別に考える。

まず、被災地でのニーズについてのランキングをつけていった。
・地震直後 …1位:情報  2位:物資(食料・物・資金)  3位:医療(精神・身体・介護)  4位:暮らし(家がない・避難所 等)  5位:ペットなど
・地震その後…1 位:情報  2位:職  3位:医療(精神・娯楽・身体・介護)/暮らし(移住・仮設住宅・避難所 等)  4位:子供(健康・教育 等)
・原発系

※また、日本に向けてデザインをする時に、文化的な様子を知っておきたいという要望があった。例えば日本でのタブーなどが分かれば、デザインがしやすくなる。

※途中で、どんな人がどのように検索するかを考えた。 ケータイからの人は、基本ふらっと立ち寄る人のみ。そもそもケータイからアクセスしてもらうには、よほど興味をもってもらえる、例えばキャラクターなどがいなければな らない。ケータイ用のサイトは別にちゃんと作った方がいいという結論になった。 パソコンからの人で、ふらっと来た人にはフラッシュで見せたり、場合によっては地図をクリックしてもらったりなど、とっつきやすいシステムにする。 実用重視で来た人は、キーワードやタグ検索をする。その中間層の人たち、またはジャンルのみはっきりしている人が来た場合は、カテゴリーから検索すると考えられた。

4、来週までにしてくること
・火曜日までに、あがったニーズのリストアップ
・金曜日までに、それぞれのニーズを、そのニーズを持ってサイトに来た人が検索しやすいような疑問文という形にする。
・来週の月曜日までに、足りていないニーズのカテゴリーに、ケーススタディを追加する
・授業外で、被災地以外でのニーズを時間軸と原発で分けて並べ、ランキングをつける。情報の中にもいろいろあるので、整理する。

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