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2011/6/13




1、連携先と授業の流れの確認
前回の授業から、これからの授業内容について流れを確認する。

- Summer School
Summer Schoolへの参加希望者の確認。東北の学生のサポート役として参加する。一か月間の韓国へ滞在。
帰国後は発表会をおこなう。

- Italy
イタリアのサンマリーノ大学(St. Mario University)のビデオを私たちのウェブサイトに載せる上で、サンマリーノ大学の進行状況の確認。

- UNICEF Christmas project
クリスマスのオーナメントを作る企画の参加説明(全員参加)。また、12月にはバスツアーが予定されており、直接東北行く機会が与えられる(希望者のみ)。

- 水口哲也
後期の授業に向けて8月4日に武蔵美新宿サテライトで行われる、水口哲也さんのワークショップへの参加説明。被災地に向けてPVの制作を行う予定である。私たちは事務局として参加し、サポート役として関わらせて頂く。

- Documentation of Tohoku
永井一史さんからの被災地の現状を伝えるためのJAGDAのプロジェクトへの私たちの参加が承認されたという報告があった。私たちのサイトの東北の情報を伝えるコンテンツはこちらからソースを頂く。
永井一史さんの指示のもと、7月から具体的な企画がはじまり、来年の3月には1冊100ページほどの本3冊を出版する予定。わたしたちは、集められた材料に対して東北のデザイナーから支持を受けて作業や、webにのせる作業をお手伝い、海外発信用に英語版を作成、そして可能ならば、現地に行けたら行って実際に取材のサポートをする。
また、東北に家族、親戚や友人がいるメンバーは、その方にお願いして取材協力のパートナーにできないか掛け合ってみることが提案された。

- 役割の確認
個人が今までやってきた役割を全員で確認し合う。

2、調査
2人1組になり、水口哲也、FABURICA 、JAGUDA 、永井一史について調べてプレゼンテーションを行う。

- 水口哲也
1965年5月22日、北海道・小樽生まれ。クリエイター、プロデューサー、キューエンタテインメント株式会社Co-founder 兼 取締役、チーフ・クリエイティブ・オフィサー。
日本大学藝術学部非常勤講師、慶應大学大学院メディアデザイン研究科非常勤講師、金沢工業大学客員教授。
音楽と映像を共感覚的に融合させるというコンセプトがどの作品にも共通している。
ゲームクリエイターとして海外でも名が高い。また、音楽ユニット「元気ロケッツ」で音楽プロデューサーや作詞家としても活動している。
セガに入社後、1990年にゲーム代表作の一つ「スペースチャンネル5」を手がける。
コミカルでポップな世界観で、ミュージカルの持つ、歌、セリフ、踊り、笑いを取り入れた音ゲー。
後にもつづく、音楽とゲームの融合を指向した最初の作品である。
作中に登場する「うらら」というキャラクターは米国MTVのCM「MTV award 2000」に登場するという展開もみせた。また、マイケルジャクソン本人が出演希望しており、「スペース・マイケル」というキャラクターとして実際に登場している。
2001年の「Rez」は、電脳世界という舞台のシューティングゲームを基盤とした新感覚の音ゲー。
ゲームの操作音によって音楽を紡ぐ仕組みという仕組みで、演奏するように気持ちのよいシューティングゲームとなっている。
2002年度欧州アルス・エレクトロニカ・インタラクティブアート部門Honorary Mentionや、日本の経済産業省デジタルコンテンツグランプリ・エンターテインメント部門サウンドデザイン賞、文化庁メディア芸術祭特別賞などを受賞している。
その他代表作として、「セガラリー・チャンピオンシップ」「ルミネス」「N3」がある。
2006年には全米プロデューサー組合(PGA)が選ぶ「Digital 50」(世界で注目すべきデジタル系プロデューサー50人)に選出される。
また2006年には音楽ユニット「元気ロケッツ」のプロデュースを開始。
音楽と映像のハイブリッドな表現を世界に向けて発信中。
2010年に元気ロケッツはソニーと共同で発光ダイオードを用いた3Dライブを敢行。
そこで初の3Dミュージックビデオである『make.believe』を披露。観客に3Dメガネを配り、音楽と映像の絡み合うライブ体験を行った。
その他の仕事として、
2002年 J-phone(現Softbank)インターフェースデザイン
2009年 docomo prime シリーズ 「N-07」(佐藤可士和がデザインを担当)サウンドデザイン
などがある。 。
URL:mizuguchi.biz/v2/html/

- FABURICA
イタリアのルチアーノ・ベネトンが1994年に設立した国際的なクリエイティブ・ラボ。
産業と文化を融合させる新しいコミュニケーション方法で世界中の若いアーティストの豊かな創造性を支援している。
全世界の25歳以下のクリエイターに応募資格が与えられ、その応募の中から選ばれた奨学生は一年間ここで積極的に実践しながら学習することができる。
グラフィック部門 / 写真部門 / ニューメディア部門(ウェブ) / デザイン部門 / ミュージック部門 / 映像&シネマ部門 / コミック部門 / 出版部門(COLORS誌)の8部門で構成されている。

今回FABLICAの若手クリエイターたちには、私たちが提示した今回の震災で浮き彫りになったソーシャルニーズに対して、革新的なアイディアを提供していただく。このアイディアは私たちのWEBサイトで
公開する。
URL:www.fabrica.it/

- JAGUDA
日本グラフィックデザイナー協会。ヴィジュアルという共通言語をもって、地域や専門のくくりにとらわれずに日本のデザインを世界に押し進めて行く組織。JAGDAの賞などもある。
Member:会長の勝井三雄さん、副会長の原研哉さん、松永真さんをはじめとした、名だたるデザイナーが所属。運営委員には、佐藤可士和さんや永井一史さんなど。
発行物:日本のグラフィックデザインを国外に発信する年鑑や、Q&A本や、会報など、様々な出版物を発行している。
URL:http://nominateforindexaward.dk/Presentation/read/id=Mzc=

- 永井一史
1961年 東京都生まれ。1985年 多摩美術大学デザイン学部卒業。同年、株式会社博報堂入社。 アートディレクター、シニアクリエイティブディレクターを経て、2003年株式会社HAKUHODO DESIGNを設立、代表取締役社長に就任する。HAKUHODO DESIGNでは戦略から広告までトータルに活動をしている。2004年クリエイター・オブ・ザ・イヤー 2005年東京ADC賞グランプリを受賞している。
「震災+デザイン」のプロジェクトの活動を通し、デザインの持つ可能性を広げる。
URL:www.h-plus-design.com/1st-earthquake/index.html

「TAP PROJECT」きれいな水を、世界の子どもに提供するための活動である。今回の大震災の甚大なる被害を鑑み、その支援先を当初のアフリカ、マダガスカルから変更し、東日本大震災への支援活動も行っている。
URL:www.tapproject.jp/news/2011/earthquake/

3、先週の課題からのブラッシュアップ
- ビデオ班  
テーマ:「地震が起きたとき、あなたならどうしますか?」
先週のビデオの内容に対しストーリー性を重視したブラッシュアップを行った。地震が起きたという想定で撮り、地震に対する日本人の様々な反応、行動を収める。画面構成やアングル、スピードなどの修正など更にブラッシュアップを行ったほうがよいという意見がでた。まずは木曜日までに、現在のビデオを編集しなおし、1本仕上げる。

- web班2チーム
…トップページ、ケーススタディの内容についてウェブサイトとしてヴィジュアルに起こし発表。
2つの班のアイディアを結合しヴィジュアルのイメージをつくる。さらにウェブサイト全体のイメージカラーを明るくポップなものへ確定する。またアイコン、イラストの統一をはかる。

4、役割分担 
AXIS、ペチャクチャナイト、FABRICAなどとコンタクトの窓口となるメンバーを決定。
ウェブは、全体のディレクション(ユーザーインターフェイス)、レイアウト担当、
グラフィックディレクション(イラスト、アイコン、ロゴ、カラー)などの役割を決め、チームを作った。
ビデオ班は同じメンバーで継続。

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