menu

2011/6/20




1、FABRICA Team
○FABRICAの人たちといずれSkypeで顔合わせをしましょう。時差を考えて夕方に
○FABRICAで出ているアイデアを聞いた
・被災地で家族のポートレートを撮りたい。新しい生活のために、無料で新しい思い出をつくろうとする提案。再出発をつくる。
・観光客が来ない問題。香港では日本に関するメディア報道がほぼゼロになってしまったので、何かを隠していると思って日本に来る事を敬遠している。そこをどうイメージチェンジするかを、旅行企画としてプログラムデザインする提案。
・避難所と仮設住宅のライフスタイルをホームらしくする提案。そのためには、避難所と仮設住宅は何カ所で何人いて、そこでどういうところが不便か。東北のトータルの人口、亡くなった人や行方不明者の人数など、どれくらいの人が震災に影響されているかという情報が必要。 →私たちがリサーチ?
・子供のために何かしたいという提案。福島県出身の子供が小学校で差別されたりしている現状を、どうデザインで解決するか。
・人材流出(Brain drainage)。被災地から若者や有能な人材は出て行ってしまい、お年寄りや教育の行き届いていない人だけが残される結果、その町は放置され、回復できなくなるケースが危惧される。そこで、高校生、大学生が出て行かないように、更に彼らをどうレベルアップさせるかまでを考える提案。東北には、デザイン系工学系の大学は4、5個ある。
・寄付活動、募金活動を楽しくデザインできないかという提案。

これらの完成形を受けて、わたしたちは送られてきたアイデアの日本語版をつくったり、AXISの展覧会に出せる状態にしたり、後期で実行するかどうかを考えたりする。


2、Digital Hollywood
PV、映像、CGに強い。創業時から学長をしていらっしゃる、杉山先生にお話をお聞きした。水口さんとも仲良しらしい。
movieの数を、こちらからお題をふって沢山つくってもらったり、後期へむけてのmusic videoも手伝ってもらったりするかもしれない。
秋葉原にあり、壁のないオープンな学校。
※AXIの応募締め切りは7/12。7/20に結果発表。8/23に展示物を搬入し、8/24に設営。8/25にオープン。
※PechaKuchaは7/27に発表。
※記録担当が必要。PechaKuchaでビデオをとったり、展示も記録したりなどなど。

3、ウェブの構成、カテゴリー、ケーススタディについてなどなど
○ケーススタディで必要な項目等を具体的に。内容までちゃんとつめる。
○アイデアについてつめる。
- I will be your sponcer!(仮) ←ターゲット:企業、自治体など
 モデル:INDEX
- Let’s make it with me!(仮) ←ターゲット;クリエーター
 モデル:ブログ、レシピ
どちらにも検索キーワードを入れてもらってタグ形式で探せるようなシステムをつける。youtube形式。登録日、締め切りも付ける。

- 問題点
・現実味があるかどうか
例えば、Let’sの方で写真をいきなり入れてくれるだろうか?このままのフォーマットでは、もやもやした状態ではアイデアを投稿できないのではないか。ここまで企画書のようなことを求められたら、タダではやってくれないのではないか。
・クリエーターが持っているアイデアがどこまでもやもやしているのか、それに応じてどのくらい書いてくれるのか、リサーチが必要。
・見る側の視点でつくっていたけれど、投稿する側の視点でもっと考えた方がいい。
・コンセプトを客観的に見るべき。1つサンプルをつくってみよう。
・コメントが沢山もらえる、などなど、投稿してよかったと思わせる仕組みが必要なのではないか。


○古堅先生
…こういうエリアにどんな内容が入って、どういう機能がどこにあって、ボタンがどこにある、といったようなことを説明し、それを実際の動きまでわかるようにイラレなどでつくり、しっかりシステムをそこに適用するだけの状態までつくってから古堅先生にわたす。
今日は最初の説明を行ったが、まだつめが甘いし、先生から上であげた問題点のご指摘もして頂いた。

○Jonathanといさわさん
…Skypeでビデオ通話をし、顔合わせをした。挨拶の後、今回のプロジェクトのweb部分について説明したが、アイデアのところは一発ではなかなか伝わらなかったので、こちらでも分かりやすい整理が必要だと再認識した。

※ビデオはわたしたちは1本をブラッシュアップしていく


2011/6/13




1、連携先と授業の流れの確認
前回の授業から、これからの授業内容について流れを確認する。

- Summer School
Summer Schoolへの参加希望者の確認。東北の学生のサポート役として参加する。一か月間の韓国へ滞在。
帰国後は発表会をおこなう。

- Italy
イタリアのサンマリーノ大学(St. Mario University)のビデオを私たちのウェブサイトに載せる上で、サンマリーノ大学の進行状況の確認。

- UNICEF Christmas project
クリスマスのオーナメントを作る企画の参加説明(全員参加)。また、12月にはバスツアーが予定されており、直接東北行く機会が与えられる(希望者のみ)。

- 水口哲也
後期の授業に向けて8月4日に武蔵美新宿サテライトで行われる、水口哲也さんのワークショップへの参加説明。被災地に向けてPVの制作を行う予定である。私たちは事務局として参加し、サポート役として関わらせて頂く。

- Documentation of Tohoku
永井一史さんからの被災地の現状を伝えるためのJAGDAのプロジェクトへの私たちの参加が承認されたという報告があった。私たちのサイトの東北の情報を伝えるコンテンツはこちらからソースを頂く。
永井一史さんの指示のもと、7月から具体的な企画がはじまり、来年の3月には1冊100ページほどの本3冊を出版する予定。わたしたちは、集められた材料に対して東北のデザイナーから支持を受けて作業や、webにのせる作業をお手伝い、海外発信用に英語版を作成、そして可能ならば、現地に行けたら行って実際に取材のサポートをする。
また、東北に家族、親戚や友人がいるメンバーは、その方にお願いして取材協力のパートナーにできないか掛け合ってみることが提案された。

- 役割の確認
個人が今までやってきた役割を全員で確認し合う。

2、調査
2人1組になり、水口哲也、FABURICA 、JAGUDA 、永井一史について調べてプレゼンテーションを行う。

- 水口哲也
1965年5月22日、北海道・小樽生まれ。クリエイター、プロデューサー、キューエンタテインメント株式会社Co-founder 兼 取締役、チーフ・クリエイティブ・オフィサー。
日本大学藝術学部非常勤講師、慶應大学大学院メディアデザイン研究科非常勤講師、金沢工業大学客員教授。
音楽と映像を共感覚的に融合させるというコンセプトがどの作品にも共通している。
ゲームクリエイターとして海外でも名が高い。また、音楽ユニット「元気ロケッツ」で音楽プロデューサーや作詞家としても活動している。
セガに入社後、1990年にゲーム代表作の一つ「スペースチャンネル5」を手がける。
コミカルでポップな世界観で、ミュージカルの持つ、歌、セリフ、踊り、笑いを取り入れた音ゲー。
後にもつづく、音楽とゲームの融合を指向した最初の作品である。
作中に登場する「うらら」というキャラクターは米国MTVのCM「MTV award 2000」に登場するという展開もみせた。また、マイケルジャクソン本人が出演希望しており、「スペース・マイケル」というキャラクターとして実際に登場している。
2001年の「Rez」は、電脳世界という舞台のシューティングゲームを基盤とした新感覚の音ゲー。
ゲームの操作音によって音楽を紡ぐ仕組みという仕組みで、演奏するように気持ちのよいシューティングゲームとなっている。
2002年度欧州アルス・エレクトロニカ・インタラクティブアート部門Honorary Mentionや、日本の経済産業省デジタルコンテンツグランプリ・エンターテインメント部門サウンドデザイン賞、文化庁メディア芸術祭特別賞などを受賞している。
その他代表作として、「セガラリー・チャンピオンシップ」「ルミネス」「N3」がある。
2006年には全米プロデューサー組合(PGA)が選ぶ「Digital 50」(世界で注目すべきデジタル系プロデューサー50人)に選出される。
また2006年には音楽ユニット「元気ロケッツ」のプロデュースを開始。
音楽と映像のハイブリッドな表現を世界に向けて発信中。
2010年に元気ロケッツはソニーと共同で発光ダイオードを用いた3Dライブを敢行。
そこで初の3Dミュージックビデオである『make.believe』を披露。観客に3Dメガネを配り、音楽と映像の絡み合うライブ体験を行った。
その他の仕事として、
2002年 J-phone(現Softbank)インターフェースデザイン
2009年 docomo prime シリーズ 「N-07」(佐藤可士和がデザインを担当)サウンドデザイン
などがある。 。
URL:mizuguchi.biz/v2/html/

- FABURICA
イタリアのルチアーノ・ベネトンが1994年に設立した国際的なクリエイティブ・ラボ。
産業と文化を融合させる新しいコミュニケーション方法で世界中の若いアーティストの豊かな創造性を支援している。
全世界の25歳以下のクリエイターに応募資格が与えられ、その応募の中から選ばれた奨学生は一年間ここで積極的に実践しながら学習することができる。
グラフィック部門 / 写真部門 / ニューメディア部門(ウェブ) / デザイン部門 / ミュージック部門 / 映像&シネマ部門 / コミック部門 / 出版部門(COLORS誌)の8部門で構成されている。

今回FABLICAの若手クリエイターたちには、私たちが提示した今回の震災で浮き彫りになったソーシャルニーズに対して、革新的なアイディアを提供していただく。このアイディアは私たちのWEBサイトで
公開する。
URL:www.fabrica.it/

- JAGUDA
日本グラフィックデザイナー協会。ヴィジュアルという共通言語をもって、地域や専門のくくりにとらわれずに日本のデザインを世界に押し進めて行く組織。JAGDAの賞などもある。
Member:会長の勝井三雄さん、副会長の原研哉さん、松永真さんをはじめとした、名だたるデザイナーが所属。運営委員には、佐藤可士和さんや永井一史さんなど。
発行物:日本のグラフィックデザインを国外に発信する年鑑や、Q&A本や、会報など、様々な出版物を発行している。
URL:http://nominateforindexaward.dk/Presentation/read/id=Mzc=

- 永井一史
1961年 東京都生まれ。1985年 多摩美術大学デザイン学部卒業。同年、株式会社博報堂入社。 アートディレクター、シニアクリエイティブディレクターを経て、2003年株式会社HAKUHODO DESIGNを設立、代表取締役社長に就任する。HAKUHODO DESIGNでは戦略から広告までトータルに活動をしている。2004年クリエイター・オブ・ザ・イヤー 2005年東京ADC賞グランプリを受賞している。
「震災+デザイン」のプロジェクトの活動を通し、デザインの持つ可能性を広げる。
URL:www.h-plus-design.com/1st-earthquake/index.html

「TAP PROJECT」きれいな水を、世界の子どもに提供するための活動である。今回の大震災の甚大なる被害を鑑み、その支援先を当初のアフリカ、マダガスカルから変更し、東日本大震災への支援活動も行っている。
URL:www.tapproject.jp/news/2011/earthquake/

3、先週の課題からのブラッシュアップ
- ビデオ班  
テーマ:「地震が起きたとき、あなたならどうしますか?」
先週のビデオの内容に対しストーリー性を重視したブラッシュアップを行った。地震が起きたという想定で撮り、地震に対する日本人の様々な反応、行動を収める。画面構成やアングル、スピードなどの修正など更にブラッシュアップを行ったほうがよいという意見がでた。まずは木曜日までに、現在のビデオを編集しなおし、1本仕上げる。

- web班2チーム
…トップページ、ケーススタディの内容についてウェブサイトとしてヴィジュアルに起こし発表。
2つの班のアイディアを結合しヴィジュアルのイメージをつくる。さらにウェブサイト全体のイメージカラーを明るくポップなものへ確定する。またアイコン、イラストの統一をはかる。

4、役割分担 
AXIS、ペチャクチャナイト、FABRICAなどとコンタクトの窓口となるメンバーを決定。
ウェブは、全体のディレクション(ユーザーインターフェイス)、レイアウト担当、
グラフィックディレクション(イラスト、アイコン、ロゴ、カラー)などの役割を決め、チームを作った。
ビデオ班は同じメンバーで継続。

2011/6/6


1、先週の課題の発表
- カテゴライズ
前回宿題として出されていた、ケーススタディのカテゴリーを発表した。
カテゴリーの種類は大きく分けて暮らし、医療ケア、子供、コミュニティ、ファイナンス、原発被害の6つ。さらにこれらのカテゴリが細かく別れている。
暮らし(エネルギー、食、水、住宅、移住)、医療ケア(老人、メンタル、薬)、子供(疎開、教育、メンタル)、コミュニティ(通信、交流、都市計画、安全、文化、伝統)、ファイナンス(資金、雇用)、原発被害(解説、チェルノブイリの例、予防、可視化、医療ケア、エネルギー)
カテゴリの決定には、まず被災者のニーズを出した上で、そのニーズを検索するワードをあげていき、そのワードヒット数の多いものから絞っていくという過程をとった。

2、私たちのwebページのあり方について
- ユーザー 
…クリエイター
- 何を求めてくるのか?
…新しいビジネスの発掘、被災地の情報(被災者のニーズ)、アイデアソース

※これだけだと他サイトとの差別化がなされていない。そこで私たちはクリエイター同士がコメントを通して交流できる場ととして、アイデアページを設ける。

- 主なコンテンツ 
…ケーススタディページ、アイデアページ、被災地の情報ページ
- ユーザー登録
…フェイスブック、ツイッターのアカウントと連動
フェイスブックは多くが本名で登録されていて、人が特定されることにより言動が制限されるのでよい。当webサイトでの個別登録が不要なので手軽に利用できる。

3、ケーススタディページの構造
ケーススタディページは、私たちクラスが、主に日本のデザイナー向けに海外のデザインの事例をわかりやすく発信していくことが目的のページ。そのために元々英語の事例は日本語に翻訳し、デザインの概要を4コマ漫画でわかりやすく表現する。ケーススタディは上述したカテゴリによって分類されていて、1画面にそのケーススタディの情報(かかるコスト、期間、人数、場所など)、関連するケーススタディ一覧、4コマ漫画が見えるように配置する。詳しく知りたい場合はスクロールすると詳細や、クレジットが読める。なるべくクリック数が少なくなるようなつくりを目指す。

4、アイデアページの構造
アイデアページは、クリエイターが、自分が必要としているものをより求めやすく、且つ交流しやすい場所にする。ここでは企業がアイデアを求める事も、デザイナーが足りない資金や人員を募集するとも可能。アイデアページには大きくユーザーをNPO、自治体、企業サイドとデザイナーサイドとに分けて、それぞれが欲しい情報別に2つのページを設ける。
- こういうのどうですか?ページ(NPO、自治体、企業向け 
…デザイナーが考えているアイデアが載せられている。コメントをつけることによってブラッシュアップや意見交換ができる。NPO、自治体、企業がなにか企画を立てたい場合にアイデアを探すことができる。
- 求む!ページ(デザイナー向け)
…NPO、自治体、企業がどういう条件で、なにをしようとしているかが把握できる。デザイナーはそれに合わせて自分の企画をポストできる。

以上2つの要素は共通のタグによって分けられ、アイコンによってそれを示す。アイデアを投稿する際にはツイッター、フェイスブックアカウントと、必須で概要と投稿者、詳細加えて画像とタグを、任意で場所や期間、コストを登録してもらう。
企業が募集している情報だけ見て、デザイナーが個人的にコンタクトをとってしまう可能性がある。そういったことが発生しないように利益を求めすぎなくなるような仕組みが重要になる。

5、被災者の情報ページ
日本のクリエイター団体jagdaのプロジェクト(7月から3月の間で、東日本大震災についての本とwebを制作予定)に参加し、得た情報をブログ形式で載せていく。

6、トップページの構造
トップページにはnews、about、contact、スポンサー、リンク(INDEX)などが置かれる。
また、トップページは3~5でまとめたコンテンツへの入り口ともなるので、それぞれのコンテンツがどういう形でトップページに記載されていればユーザーに親切かを話し合った。
- ケーススタディページへのリンク 
…ケーススタディがどのようなものかユーザーに把握してもらうために、ランダムに選ばれた3〜5つのケーススタディを紹介する。それらのケーススタディはアイコンによってカテゴリが解るようになっていて、題名とサムネイル画像、簡単な説明が載っている。
- アイデアページへのリンク
…アイデアページの2つの要素(「こういうのどうですか」、「求む」)ごとに、それぞれ新着順にサムネイルが並んでいる。「求む」にはなにが足りないかをアイコンで示す他、募集をかけている企業のロゴマークなどを載せて情報をわかりやすく伝える。

7、宿題
・movie班…前回作った動画を改善させる。ストーリー性、メッセージ性を重視する。
・webA、B班…今回決定したwebページの構造を元に、ケーススタディページとトップページのビジュアルを考えてくる。

2011/5/30


1、先週の課題の発表
- Wake up the town
…Fake Earthquakeに近いような内容。日本人が地震が起きると机にもぐるという、幼少期からの教育による癖を持っている点に着目し、その映像を少しコミカルな印象に編集すると共に、あなたは地震が起きたらどういう対応をとりますか?という問いかけのムービーになっている。人を呼び込むためのものなので、30秒強のキャッチーなものにした。

- web-A班
…キャラクターを作って、ポップなイメージで展開。タイトルとして出たキーワード” DOCAN” から” どっかん” の擬音語に着目し、キャラと併せて大砲などのモチーフを使ってフラッシュで表現していく。ふらっと立ち寄った人が、気軽にクリックしやすいイメージ。ターゲットはわたしたちと同年代の人。気軽に見る人に対しては、色の与える印象からカテゴライズされたキャラやイメージをクリックするとケーススタディの簡単な紹介に飛べる設定になっており、より詳しく見たい人は、カテゴリを横軸に設定した、サムネ写真が流れてくる形のケーススタディクリックシステムを提案した。

- web-B班
…名刺のイメージを引き継ぎ、リボンのついたキャラクターを使った、可愛いポップなビジュアルになっている。TOPにチュートリアルの短いムービーを置いたり、newとして新着のケーススタディやアイデアを紹介する提案。また、TOPの前には遊び要素の入ったフラッシュがある。ケーススタディの検索は、キーワード検索と、アイコンでの検索と、地図からの気軽にできる検索方法があり、さらにタブで絞り込めるシステムになっている実際のケーススタディの表示ページは、スクロールしないでも大まかな内容がつかめるように、1ページで見せるレイアウトを考えた。

2、ブランディングについて考える
- ネーミング 
…他のサイトと一緒にされず、覚えてもらうにはどうしたらいいか?→ひとまずDO CANの方向で押し進める。

- ロゴについて
…クラス全体、DFSIに関係することには、必ず入れる。シンプルなデザインに合わせ、文字もロゴに合わせるため、、作者のハンさんにコンタクトをとる。リーフレット、ちらし、名刺などはこちらのテイストで表現する。

それ以外のもの、webサイトやビデオは、ロゴを使わないでDO CAN のポップでキャッチーなイメージを採用する。

3、ニーズについて考える
今、日本人は何に困っているのか。デザイナーから欲しがられる情報だし、わたしたちのためにも一度整理しておく。

例1)行政は基本動かない。ボランティアの人やデザイナー、地元の人が積極的に動いて人の支持を得始め、その策を行政が買うという事例まである。
例2)予算がない。どう集めるかが問題。寄付されたものは、あくまで被災者にお金として渡されるもので、被災者のために何かをするための資金にはならない。
例3)海外はどういう事例があるのかを知りたい。
例4)阪神淡路大震災でのノウハウを書いたサイトを立ち上げたいと思っているプラスアーツのような団体はあるが、webが作れる、デザインのできる人がいない。

ケーススタディは、最初は日本人向けに作ることに決定。国内の人向けの情報が少ないため、海外の事例を持ってきくる。徐々に、日本のケースも取り上げ、海外に発信する。 表記はバイリンガル。
アイデアは、世界に向けてつくる。世界中からアイデアを集める。

日本を復興させるために、ニーズに直結したナビゲーションが必要になる。
そこで、ニーズのブレストを行い、カテゴリーごとに分けてみた。

東京被害/医療介護/現地犯罪/日本のイメージ/娯楽/原発/精神面/活性化/パイプ/東京でできること/コミュニティ/職/物理/情報/暮らし/資金…などがあるが、 そこを、被災地でのニーズとそれ以外の場所でのニーズとに分けた。更に大きなカテゴライズで分類し、また時間軸で、地震直後と、その後というようにわけて、それぞれで どのカテゴリーのニーズが重要かのランキングをつけた。
原発は、今回のユニークな状況なので、時間軸カテゴリとは別に考える。

まず、被災地でのニーズについてのランキングをつけていった。
・地震直後 …1位:情報  2位:物資(食料・物・資金)  3位:医療(精神・身体・介護)  4位:暮らし(家がない・避難所 等)  5位:ペットなど
・地震その後…1 位:情報  2位:職  3位:医療(精神・娯楽・身体・介護)/暮らし(移住・仮設住宅・避難所 等)  4位:子供(健康・教育 等)
・原発系

※また、日本に向けてデザインをする時に、文化的な様子を知っておきたいという要望があった。例えば日本でのタブーなどが分かれば、デザインがしやすくなる。

※途中で、どんな人がどのように検索するかを考えた。 ケータイからの人は、基本ふらっと立ち寄る人のみ。そもそもケータイからアクセスしてもらうには、よほど興味をもってもらえる、例えばキャラクターなどがいなければな らない。ケータイ用のサイトは別にちゃんと作った方がいいという結論になった。 パソコンからの人で、ふらっと来た人にはフラッシュで見せたり、場合によっては地図をクリックしてもらったりなど、とっつきやすいシステムにする。 実用重視で来た人は、キーワードやタグ検索をする。その中間層の人たち、またはジャンルのみはっきりしている人が来た場合は、カテゴリーから検索すると考えられた。

4、来週までにしてくること
・火曜日までに、あがったニーズのリストアップ
・金曜日までに、それぞれのニーズを、そのニーズを持ってサイトに来た人が検索しやすいような疑問文という形にする。
・来週の月曜日までに、足りていないニーズのカテゴリーに、ケーススタディを追加する
・授業外で、被災地以外でのニーズを時間軸と原発で分けて並べ、ランキングをつける。情報の中にもいろいろあるので、整理する。