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2011/05/09


1、ブレインストーミング
ブレインストーミング 震災に役立つデザインを紹介していくwebサイトを作る上で、まずどのような仕組みで何をメインにwebサイトを展開するかについて話し合う。

・賛同者が参加するには?
・多くの人に見てもらうには?
・見に来た人がじっくり見られる場にするには?
・他の人のアイデアを集めるには?

以上の点を意識して、クラス13人が3チームに別れてそれぞれにブレインストーミング(集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法)を行い、アイデアを出し合った。

- グループ1
・ 震災の不安感が薄れてきている今、もう一度人々の危機感を煽ることができないかという提案。
・ 被災地の人々と文通をして、そこから得たリアルな体験談を興味を持てる形に落とし込み、紹介。
・ 現地の人とクラスのメンバーとの電話内容をライブ放送。被災地にメンバーが赴き、文通や電話を通してコミュニケーションを深めた人々と、実際に会うというドラマを起こす。
・ Webサイトを親しみやすく、震災やデザインに興味のない人にもアクセスしてもらうために、表面上はくだけた感じに見せる。逆にリサーチやそれに基づいた内容を真面目にしっかり示すことで、ギャップを感じてもらい、そこに面白味を見いだしてもらう。
・ 例えばベストヘルメットドレッサーコンテストなど、話題性のある特集をweb上で行い、それを実際に被災地の人々がイベントにつなげることが期待できる。

- グループ2
・ 一回来ただけで終わりにならない、ずっと居座っていたくなるサイトにしたい。
・ サイトの閲覧者が受動的に情報を得るのではなく、能動的に参加している感覚を味わえる仕組みを作る。
・ ユーザーみんながクラスの一員になれる、というコンセプトのもと、マイページ(ユーザー個人のもつページ)を教室のようなデザインにする。
・ マイページのコンテンツとして、スクラップブック(気に入ったアイデアを貯めておける場所)を設置する。
・ 1人の人が提案したアイディアを他の人がブラッシュアップを繰り返し、よりよいものへとしていくリレー形式の投稿方法も提示。

- グループ3
・ LUPIN STEAL JAPAN PROJECTが行った、日本で人気のアニメキャラクターであるルパン三世がブログを盗んでしまうという企画を参考に、話題になり、半強制的にサイトの入り口まで人々をつれてくる仕組みを取り入れる。
・ ワンクリックでサイトに参加することができる手軽さが重要。
・ webサイトを、学校の教材として扱ってもらう。
・ webサイトで紹介され、デザインに使われた商品を、amazonなどの通販ページへリンクすれば双方の宣伝になってよい。
・ アイデアを投稿して、フィードバックされる仕組みを取り入れる。
・ facebookの「イイネ!」のように、賛同の声に応じて、topページの震災に襲われた街がどんどん復興されていくビジュアルを展開。

2、ディスカッション
ブレインストーミングから得たアイデアをもとに、クラス全体で話し合い、webサイトの大まかなコンテンツを決定した。

・ メインコンテンツ: ムービー…・ダイジェストビデオ(5分)(コンテンツビデオのダイジェスト版)     
               …・コンテンツビデオ
           絵や漫画
・ アイデアページ:投稿ページ
・ ユーザーページ:マイページ
・ ケーススタディ:デザイン紹介、インタビュー等
・ プロフィール:クラスのメンバーの紹介

3、ホームワーク
・ サイト名を考えてくる ・ コンテンツ内容をチームで練る
・ メンバーを一時的に以下の4つのチームに分け、各チームがリサーチとアイディア出しをおこない、次回クラス全体で再考する。
・ ビデオチーム:ビデオの時間配分、展開
・ アイディアチーム:アイディアの投稿方法、見せ方、カテゴリー分け
・ ユーザー登録チーム:多くのユーザーを得る方法、ユーザーのメリット
・ ディレクション:総監督、webサイトの方針、topページ

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